
門司機関区に所属するEF81-454号機です。1991年(平成3年)のダイヤ改正で本州 - 九州間貨物列車の増発に対応するため、従来より使用されている400番台の増備としてJR貨物が新造した関門トンネル用特殊仕様車で、1992年(平成4年)までに5両 (451 - 455) が製作されました。
500番台の仕様を基に重連総括制御装置を追加した仕様で、機関車の向きが変わっても運用しやすいよう、ジャンパ栓は左右両側に装備する「両渡り」構造になっています。旅客列車の牽引は考慮されず、電気暖房用の各種装備はもたず、主電動機は、車軸に装架する軸受を平軸受からコロ軸受に変更したMT52Cを採用し、保守を軽減しています。。また、保守効率の向上を図り、集電装置がFPS22E下枠交差式パンタグラフに変更。
外部塗色は500番台と同様の配色であるが、車体下部全周に青色の帯が追加された。車両番号の標記位置や飾り帯を持たない正面の意匠も500番台と同一。
1991年製作の2両 (451・452) は前照灯と尾灯を一体化のうえ前面下部に設置したが、1992年製の3両 (453 - 455) は従来機と同一の正面上部に前照灯を配しています。これは、本系列500番台向けの鋼体を流用したためと言われています。
撮影地はここ。
写真の詳細情報(Exif情報)
カメラ : Nikon D600 + MB-D14
レンズ : AF-S NIKKOR 80-400mm f/4.5-5.6G ED
焦点距離 : 400mm
絞り値 : f/5.6
シャッター : 1/500秒
撮影解像度 : 6016×4016 FX
ISO感度 : 800
測光モード : Multi
露出補正 : ±0
露出モード : Manual