# 632 千歳線 2015 Vol.8
「特急北斗」として活躍するキハ183系です。
走行中の写真を見る限り、まだまだ現役でいける!ようにも見えますが、長年使用してきているだけあって相当老朽化が進んでいるのが現状…。それだけ北海道の厳しい環境が他の地域よりも車両本体にかかる負担を大きくしているということなのでしょうか…
このキハ183系についてJR北海道は現在90両所有しているそうです。そのうち22両については2014年までにエンジン換装などのリニューアルをおこなっています。リニューアルをしたということは、それら車両は当面の間、運転を継続する…ということにつながり、実際JR北海道もこれら22両についてはこの先5年間は使い続けると言っているとか…。
またリニューアル対象とならなかった68両については、キハ261系などに置き換えられるということらしいです。まず手始めにJR北海道によると2016年までにキハ261系を28両増備する決定をしており、製造から30年以上経過したキハ183系30両と置き換えられる見通しです。
とはいうものの、キハ183系よりも先に785系が先に引退するというのは驚きでもありますが、スーパー白鳥で使用されていた789系が余剰となることから、置き換え車両のめどがついたということなのでしょうか…。めどがついた…というより、北海道内の限られた電化区間でのみ運用されている車両を置き換えるとなると必然的に785系がその対象となる…、まぁ、至極当たり前の発想なのかもしれません。
それはさておき、まだ183系を使い続けるJR北海道ってある意味すごいです!「古いものを大切に長く使いましょう!」的なJR北海道の発想??って鉄目線から言わせてもらえばすごく素敵なんですけど、利用客の立場から言わせたらどうなんでしょう??(^_^;
なんて単に予算の関係で古いものを使わざるを得ないのが現状なんでしょうけどね(^_^;
さてさてこの183系ですが、現在「北斗」、「サロベツ」、「オホーツク」で使用されています。リニューアル工事を行った22両は少なくともこの先5年は使い続けると発表しており、リニューアル済み22両がどれに充当されるか気になるところです。
まぁ、「北斗」ではないでしょう。すると「サロベツ」?、「オホーツク」? どちらに充当されても不思議ではないでしょうけど、「サロベツ」については「スーパー宗谷」とかぶる部分が非常に大きく、やもすると統合され、「サロベツ」は消滅か…、なんて見解も出ているとか出ていないとか…。すると「オホーツク」に充当される??なんてことになりそうですが、一体全体どうなっていくんでしょうね。しばらくの間、JR北海道の動きから目が離せません。
撮影地は。
写真の詳細情報(Exif情報)
カメラ : Nikon D600 + MB-D14
レンズ : AF-S NIKKOR 80-400mm f/4.5-5.6G ED + Kenko C-PL(W)
焦点距離 : 350mm
絞り値 : f/5.6
シャッター : 1/640秒
撮影解像度 : 6016×4016 FX
ISO感度 : 200
測光モード : Spot
露出補正 : +0.7
露出モード : Manual
- 関連記事
-
- # 633 千歳線 2015 Vol.9
- # 632 千歳線 2015 Vol.8
- # 631 千歳線 2015 Vol.7